我が家のお庭には時々ネズミが出ますが、その種類はハツカネズミとクマネズミです。捕獲機を仕掛けて、適宜処分はしていますが、ハツカネズミはとにかく可愛いので、処分するには強い心が必要です。今回は、可愛いハツカネズミを生きたまま捕獲してしまったので、近隣の皆様には申し訳ないですが、近くの公園にて解放させていただきました。その可愛い様子は下記リンクの動画でも公開していますので、興味のある方のご視聴をお願いします。
1.我が家の庭で活動するネズミ
我が家の庭にはネズミがよく出ます。植物を色々と植えていて、園芸用に米ぬかなどを使用しているので、それを目当てに集まってくるのだと思います。

米ぬかがネズミに狙われてしまうのは、私も十分に分かっているので、写真のような感じで、園芸用の培養土の袋などを2重・3重(現在は4重)にして保管しているのですが、それでも袋に穴を開けて狙ってきますので、米ぬかはネズミにとっての”魅惑の食料”なのかもしれません。
また、ある時はビオトープの魚の餌がかじられていることもありましたし、車のエンジンルーム内で生活していたような形跡もありました。
ネズミが家の中に侵入してきたことはまだありませんが、ネズミは我が家の生活のかなり近いところに存在しています。
2.ネズミを捕獲する道具
ネズミがかなり近いところに存在している我が家ですが、車のエンジンルーム内を糞尿で汚されるなど、実際に困る被害も出ています。そして、汚されるだけで済んでいるうちはまだ良いですが、ケーブルをかじられたりしたら大変ですので、罠を仕掛けて定期的に捕獲するようにしています。

捕獲する道具は、写真のようなプラスチック製の捕獲機です。
餌につられて中に入ってきたネズミがプラスチック板を踏むと、入り口が閉じてネズミが閉じ込められる仕組みです。
ネズミを寄せる餌には、ネズミが大好きな米ぬかで作った団子を使用して、今まで10匹くらいのネズミの捕獲に成功していますので、実用性は高いと思います。(商品のリンクは下記をご参照ください)
しかしながら、注意しないといけない点は、ネズミはエネルギー消費が激しい生き物なので、食事をしないとすぐに餓死してしまうと言われていることです。
冬場は早くて1日、夏場で4~5日食事をしないと死んでしまうと言われているので、罠を定期的に確認をしないと、死後時間が経過したネズミを発見して困ることになります。
まあ、生きた状態で捕獲しても、処分する心苦しさがありますので、自分が手を下さずにお亡くなりになってもらった方が気が楽だという側面もありますが、亡きがらを処分するのは結構大変です。個人的には亡くなる前に発見して、ひとおもいに処分してあげたいと思っています。
3.庭に生息しているネズミの種類
我が家の庭で活動しているネズミは2種類です。
まず、一番多くみられるのが、小さくて可愛いハツカネズミです。以前に下記リンクの記事で、巣を撤去して追い払ったネズミもハツカネズミでした。
ハツカネズミの特徴は、とにかく小さくて可愛いことですね。その分、捕まえた時の処分に困るのもハツカネズミの特徴です。
その可愛さから、いっそのこと飼ってしまおうか?などと血迷うこともありますが、繁殖して増えたりしたらキリがなくなるので、やめておいた方が良いでしょう。(ネズミ算式に増えていくみたいなので…w)

我が家で見られるもう1種類のネズミは、クマネズミです。
クマネズミはハツカネズミよりも体が大きくしっぽが長いという特徴があるので見分けはすぐにつきます。(イラストはしっぽの長いクマネズミです)
我々の生活に身近にみられるネズミとしては、もう1種類ドブネズミがいますが、主に都会の生ごみを漁っているようなネズミになりますので、我が家で見かけたことはありません。
その昔、ドブの穴からこちらを見ているドブネズミと目が合ったことがありますが、まずはその体の大きさにびっくりしました。そんな奴が、我が家の庭にいたら、イタチやハクビシンかと思うでしょうね。
4.捕獲されたハツカネズミ
今年の1月、仕掛けていた捕獲機をふと見ると、捕獲機の入り口が閉じていました。

捕獲機を取り出して確認してみると…いました。ネズミが一匹入っています。体の大きさ(可愛さ)からすると、ハツカネズミのようです。
ここのところはクマネズミが捕らえられることが多かったので、久しぶりに見るハツカネズミが特に可愛く見えますw
捕獲機内のネズミがまだ生きている場合、我が家では、ご入水いただいて天にお召しになってもらうことが多いのですが、可愛いハツカネズミをご入水させるのはかなり心が痛みます。
ということで、今回は処分することを諦めて、近くの大きな公園に来ました。ネズミには帰巣本能があるので、逃がしても帰って来てしまうと言われていますが…この公園の高台で、捕まえたネズミを解放していくことにしました。
季節は1月です。解放したとて、一匹で生きていけるか?はわかりませんが、生殺与奪の権をネズミさんに委ねましょう。(私がしてあげられるのはここまでです)
早速、公園の高台にあるテーブルの上で、捕獲機の入口を開けますが、ここまで運ばれて警戒しているのでしょう。なかなか外に出てきません。

テーブルから少々距離を取って、しばらく観察していると…徐々に入口に近づいていき、勢いよく飛び出していきました。(写真が飛び出す瞬間です)
そして、その逃げていく姿は、まさに「ガンバの冒険」です。ガンバはハツカネズミよりも大きい種類だとは思いますが、ネズミが駆けていく姿はとても可愛いですね。
結果として、公園の近隣の人にはご迷惑をおかけしてしまうかもしれませんが…まあ、日々ネズミを捕獲しているのは我が家くらいだと思いますので、たまには許してくださいませw
さて、ネズミを解放して家に帰ると、今度はお庭に別のお客様が…。どうやら、捕獲されたネズミを狙って我が家に来ていたようです。かなりレアなお客様でしたが、それはまた別の記事にて…





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