多摩川拝島橋上流のジャリ穴で吸い込み仕掛けによる鯉釣りをしてきました。前回、今年の初鯉はGET出来たのですが、サイズが多摩川としては小さめでした。今回は50cmオーバーの鯉を目指して同じポイントにリベンジ釣行です!果たして、50cmオーバーの大きな鯉は釣れたのか?下記リンクにて動画も公開しておりますので、興味がある方のご視聴をお願いします。
1.多摩川拝島橋上流のジャリ穴へ再訪
下記リンクの前回記事では、春に釣ることが出来なかった鯉を釣り上げるべく、多摩川拝島橋上流のジャリ穴にて吸い込み仕掛けによる鯉釣りを敢行しました。
結果は、40cmに満たない鯉が4匹と、残念ながら期待していた50cm超えの鯉のヒキを堪能することが出来ませんでしたので、今回は同じ場所でそのリベンジ釣行です。

前回は平日午後からの”のんびり”釣行でしたが、今回は休日の朝2番くらいの時間からの釣行です。
釣り場に到着したのは9時ごろ。前回は先行者がいなくて釣り場を独占できましたが、今回は常連のおじさまたちが既に3名ほどいらっしゃるようです。
釣り場全体として入れる釣り座は2か所。メインの釣り座に既に3名入っていますので、メインの釣り座には入れそうにありません。そもそも、常連さん達とおしゃべりしながら釣りをするのはあまり好きではないので、今回はもう1か所の釣果が少し落ちるポイントに入ります。(休日の釣りはやっぱり不自由ですね。)
2.吸い込み仕掛けによる鯉釣り
メインのポイントでは常連さんたちが絶えずおしゃべりしながら釣りをされていますが、私は少し離れた場所で、静かに釣りを楽しみます。

前回は、久しぶりの釣行で状況がわからず、吸い込み仕掛けに全く反応がなければ、鮒釣りをメインに楽しむつもりで釣行したので、吸い込み仕掛けでの投入竿は1本でした。
しかしながら、前回の魚の活性が継続していれば、吸い込み仕掛けだけでも楽しい釣りになりそうなので、今回は吸い込み仕掛けの竿を2本体制にして釣りをしていきます。
吸い込み仕掛けに使用する練り餌は前回釣行で余った下記の餌です。付けエサは、前回、釣具屋さんで購入したミミズ(シマミミズ)の余りと、お庭で採集したドバミミズを10匹程追加で準備しました。(私的にドバミミズは釣りの特餌です。)
朝からの釣行は、小鳥のさえずりが聞こえて来て気持ちいいですね。休日は拝島橋を渡る車の数も少なくなるようで、車の音もだいぶ静かです。
肝心のお魚の反応は…ポイントが悪いのか?魚の活性が低いのか?投入した吸い込み仕掛けへの反応がありません。。。
3.延べ竿のへら仕掛けによる鮒釣り
吸い込み仕掛けによる鯉釣りは、魚が掛かるのをひたすら待つ釣りです。アタリがない状態で、ただ待っているのは退屈なので、やはり今回も、のべ竿による鮒釣りにもトライします。

仕掛けはへら仕掛けで、餌はミミズとグルテン餌を併用して釣っていきます。
まずはミミズを付けエサにして様子を見ます。餌に反応がありますが、なかなか針掛かりしません。
魚に突かれて、小さくなったミミズを針先が隠れるように付けなおし、釣れてきたのは定番の”カワムツ”くんです。この子たちはいついかなる時も元気ですねww

その後もミミズでしばらく釣り続けると、少し小気味よいヒキをみせて釣れてきたのは、写真の鯉っこでした。のべ竿で釣る鯉は小さくても元気です。
その後、のべ竿で写真のような10cmに満たない鯉が3匹ほど釣れてくれました。鮒が釣れないのは残念ですが、鯉っことと遊ぶのも楽しいですね。
ただ、鯉釣りでは鈎が飲み込まれないようにしてあげないといけませんので、注意が必要ですね。
4.吸い込み仕掛けに反応あり!
鯉っことしばらく遊んだ後は、グルテン餌に切り替えて鮒を狙います。…しかしながら、もぞもぞっとした感じはたまにあるのですが、鮒っぽいあたりがなかなかありません。

そんな中、吸い込み仕掛けで投入した竿にアタリがありました。十分に竿を引き込むのを待って合わせを入れます。今日初めてのヒキで釣れてきたのは、30cm級の鯉(写真)でした。
前回の釣行と変わらないサイズですが、今回は”吸い込みボウズ”も覚悟していたのでうれしい一匹ですねw
その後、吸い込み仕掛けにはアタリがなく、気が付けば正午を過ぎました。気が付くと、常連さんたちの声が聞こえなくなっています。メインの釣り座を確認すると、常連さんたちは既に帰宅されたようです。(そういえば、午後の競馬がどうとか話してました。)
午後になり、この場所では釣れる気配がなくなってきたので、(面倒ですが)常連さんが居なくなったメインの釣り座に移動します。
5.釣り座を移動して吸い込み釣りを再開!
メインの釣り座に移動して吸い込み仕掛けを投入しますが…前回のような活性はなさそうです。竿先に少し反応があっても針掛かりしないなど、我慢の時間が続きました。

そんな中、久しぶりのアタリがあって釣れてきたのは、20cm級のマブナです。投入ポイントは前回と同じ対岸の浅瀬付近です。やはり、あの浅瀬にマブナを含めたお魚が群れているのでしょう。
その後もマブナが釣れたポイントに仕掛けを投入しますが、なかなかアタリがありません。
そんな中、油断していたところに竿尻を浮かす強いあたりが!!(ドラグは緩くしているはずなのに、ドラグが効くより先に竿尻が浮いてしまうのはなぜなんだろう。)
竿が持っていかれないよう素早く竿を手にすると同時に、アクションカメラの録画を開始します。(このもたつきがイケなかったのかもしれません。)合わせを入れると魚は既に針掛かりしています。小さな釣り場なので、強引に魚を寄せていきますが…魚が寄ってきてくれません

どうやら、鈎掛かりした鯉が、対岸の倒木がある場所に逃げ込んでしまったようです。竿を強く煽ってもビクともしません。
糸のテンションを緩めてしばらく待ってみますが、魚が出てくる気配はありません。仕掛けの針が一本であれば、油断した魚がひょっこり出て来てくれるのでしょうが、吸い込み仕掛けは鈎が複数本あります。他の鈎が障害物に絡んでしまうと出てくるのがなかなか難しくなりますね。。。
竿をひったくったアタリの状況から想像すると、恐らく、本日狙っていた50cmを超える鯉の仕業だと思われますが…アクションカメラを気にして対応が遅れたのが悔やまれます。(アクションカメラが録画のままだと電池がなくなってしまうので、難しい問題です。)
最終的には、無理やり仕掛けを引っ張ってラインが切れてしまいました。鈎掛かりした鯉には、自分で鈎を外して逃げてくれることを願うしかありません。(ごめん。鯉。)
6.往生際の悪い最後の1投に奇跡が?
その後も、アタリは何度かあり、糸ふけが出たりもしたのですが、魚が鈎掛かりしません。

そうこうしているうちに、陽が傾いてきました。夕飯の時間には間に合わないといけないので、マブナが釣れたポイントに投入した竿だけを残して、他の道具を片づけます。(竿立ても片付けたので、残った竿は写真のように地面に直置きしました。)
そんな中、地面に直置きしていた竿にまさかのアタリがありました。ひょっとして最後の最後に奇跡が??
と、最後のドラマをちょっとだけ期待しましたが、大鯉のアタリでないことはすぐにわかりましたw

軽く合わせを入れ、可愛い手ごたえで釣れてきたのは、20cmに満たないくらいの綺麗なマブナ(写真)でした。求めていた大きな鯉ではありませんでしたが、夢を観させてくれてありがとう。
この釣り場をいつも悠然と泳いでいるヒゴイの動きも活発になってきて、夕まずめを迎えて魚の活性も上がってきたようですが、既に餌も片づけてしまっています。本日はこれで納竿ですね。
結果、本日の釣果は下記のとおりとなりました。
- 鯉 :4匹 (30cm-1匹/鯉っこ-3匹)
- マブナ:2匹 (20cm級-2匹)
- カワムツ・モツゴ:少々
・今年の鯉釣りはこれで終了?
今回は、前回味わえなかった多摩川の大鯉のヒキを味わうべく、吸い込み仕掛けでの鯉釣りを敢行しましたが…残念ながらリベンジを果たすことはできませんでした。

これからは水温もどんどん下がって魚が口を使わなくなっていきます。今年の鯉釣りは(現時点では)今回で終了にする予定です。
大鯉の強烈なヒキは、来春にまた味わいたいと思いますが、大鯉釣るならやはり多摩川本流なんですよね…でも、あの多摩川漁協には献金したくないなーと思ったり。うーん。悩ましい。(写真は以前に釣り上げた80cm級の大鯉です)





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