私がアクアリウムを始めて10年以上経ちました。その中でも、ポピュラーな水草であるアヌビアスナナは常にどれかの水槽に存在していた気がしますが、花が咲いているのを見たことがありませんでした。今回は、アヌビアスナナが花を咲かせているのを初めて見ることが出来ましたので、これが本当にアヌビアスナナの花なのか?含めていろいろ調べてみましたので、その内容を紹介していきます。
1.アヌビアスナナの花は珍しい?
アクアリウムでは、耐陰性があって丈夫であり、かつ成長が遅くて剪定の手間が少ない”アヌビアスナナ”が良く使用されます。私も10年以上アクアリウムを趣味にしていますが、そのどれかの水槽には必ずアヌビアスナナが存在していたような気がします。
しかしながら、アヌビアスナナに花が咲いている姿など一度も見たことがなかったので、アヌビアスナナに花が咲くなんて、全く想像してませんでした。

しかしながら、ある時アヌビアスナナに花のような白いものがあったので調べてみると、間違いなくアヌビアスナナの花であることが判明しました。スパティフィラムに似た可憐な花を咲かせるとは驚きですね(写真は我が家のスパティフィラムです。本日はまだ蕾ですが。)
前述のとおり、アヌビアスナナに花が咲くのは、私のアクアリウムの経験の中では初めてです。
本記事作成後には、他の株も花を咲かせて、今年は計3個の花を見ることができましたが、この十年で見たことがなかったということは、やはり珍しい花なのだと思いますので、その辺をしっかりまとめていきたいと思います。
ちなみに、アヌビアスナナの花言葉は「乙女のしとやかさ」だそうです。そんな貴方をいつもコケまみれにしてごめんなさいww
2.アヌビアスナナの花が咲く条件は?咲かせ方は?
アヌビアスナナに花が咲く条件は、水質が良く、温度が25度前後であること、という説が有力みたいです。(調べるとその情報が最初に出てきました。)

我が家の環境は?と言うと、しばらくは写真の感じで、コケまみれの環境で育てていたので、水質が良いか?はちょっと疑問ですが、ここ最近は暖かかったので、水温は25度くらいになっていたかもしれませんね。
ただ、上記とは反対に「否定的」な説もあるようです。飼育環境が悪いと子孫を残そうとして花を咲かせる的な説ですね。
しばらくはコケまみれで育てていたので、こちらの条件の方が当てはまるような気もしますが、黒ヒゲゴケまみれでもっと苦しい思いをさせていた時期もあったはずなので…環境が悪いと咲くのであれば、今までに何度も花を咲かせてくれていたような気もしますねww
現状の結論としては、諸説あって明確なことはあまりわかっていないということですね。
3.アヌビアスナナの特徴
アヌビアスナナは大概の熱帯魚屋さんやホームセンターで販売されているとてもポピュラーな水草です。耐陰性が高く(育つのに強い光を必要とせず)、CO2の添加などしなくても育つので、アクアリウム初心者向きの非常に育てやすい水草です。
しかも、流木などに糸で巻き付けておけば、流木に定着してくれたりもするので、水槽をワイルドに演出してくれます。(ネットの購入する場合は下記です)
また、葉っぱに厚みがあって丈夫な水草なので、黒ヒゲゴケなどが付いてどうしようもなくなってしまったら、木酢液や米酢に10秒くらい浸けてしまえばコケだけ死滅しアヌビアスナナはノーダメージです。(今まで何度もやりました。)そして、死滅したコケは、エビさんたちが綺麗に食べてくれます。
ただし、成長が遅い水草なので、コケの被害を受けやすいと言うのが難点ですね。
なお、アヌビアスナナには名前の最後に”プチ”という呼称が付く”アヌビアスナナプチ”と呼ばれる葉の小さな種類も販売されていますが、個人的には葉が大きな通常のタイプの方がワイルドで好きです。
・アヌビアスナナの花を見た感想
花が咲くとは思っていなかった植物に花が咲くとなんとなくいいことがありそうな気がしますよねw
幸福の木(ドラセナ・マッサンゲアナ)も花をつけると幸せになると言われていますし、私にも何かいいことがあるかもしれませんので、今週末はロト7でも買ってみますw
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